日本全国で空き家問題が話題に上がっております。
皆様も報道番組などでたまに耳にしたりするのではないでしょうか。
弊社でも相続などによって所有した空き家の売却をご相談いただいたり、今後相続予定の空き家をどうしたらよいかというご相談をいただくことが増えております。
その中でも空き家が残っている状態の現状渡しで売るのか解体してから売るのか、どちらが良いのかとよく質問をいただきます。
そこで今回は、空き家を売りたい場合にどういった選択肢があるのか、費用も併せて解説していきます。世田谷区で空き家の売却を検討している方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
●空き家を売りたい場合は現状渡しで売る?
空き家を売却する時に【そのままの状態の現状渡しで売る】方法と【更地にしてから売る】方法があります。それぞれメリット、デメリットがありますので、どちらかの方が良いとは一概にはいえません。
●現状渡しで売る場合
早期売却が期待できる
解体費用がかからない固定資産税が安くなる住宅ローンを利用できる現状渡しで売る場合の最大のメリットは、不動産業者に買い取ってもらう方法であれば早期売却が期待できることでしょう。
解体費用もかからない為、売却時の費用も抑えることができます。建物が建っていることで特例も受けられるので、所有している間の固定資産税も安くなります。
空き家の築年数にもよってきますが、購入を検討される際に金利の安い住宅ローンを買主が利用できますので、幅広い方が購入を検討しやすいということもメリットになります。
不動産業者に買い取ってもらう場合は売却価格は希望額より安くなる可能性や、建物の状態によっては買い手がなかなか見つからない可能性もあるので、注意が必要です。
【買取と仲介に関するブログ】
●更地にしてから売る場合
買い手が見つかりやすい土地の状態を確認しやすい更地にすることで、買い手からすると解体の手間や費用が省けます。
また、建物が建っていないので地盤調査が簡単にでき、土地の状態を確認しやすく、買い手が見つかりやすくなります。
土地を探されている方を物件までご案内すると古屋ありの状態より、更地で防草シートがきれいに張られている方が見栄えは良いですよね。
古屋ありだと全体が見渡せないのでそこに住むイメージ、建物が建つイメージがしづらいと言われる事もあります。
しかし、解体する場合は費用がかかること、固定資産税が高くなることに注意しておきましょう。
●空き家の売却時の費用
●譲渡所得税売却金額が購入時の金額より上回った場合に発生する税金です。
売却金額から購入金額と諸経費を引き、それに税率をかけて算出します。税率は、空き家の所有期間が5年以上の場合は15%、5年未満の場合は30%です。
●仲介手数料売却が成立した際に不動産会社に支払う成功報酬です。売却価格が400万円以上の場合は売却価格×3%+6万円(+消費税)の計算式で上限額が計算できます。
●解体費用更地にしてから売る場合には、解体費用がかかります。解体費用は、建物の大きさや環境によって異なりますが、木造で1坪3万円~5万円程、鉄骨造で1坪3万円~7万円程かかります。戸建てを解体すると100万以上かかることが多いです。
●まとめ
空き家の売却をする際、現状渡しで売るのか更地にして売るのかで、費用や手間、買い手の見つかりやすさが異なります。しかし、どちらの方が良いかは売却希望時期、物件の築年数などによって変わってきます。
それぞれのメリットとデメリットを把握し、目的にあった方法を選択することをおすすめします。
お客様のご希望の売却金額、売却期間、ご状況を加味した上で、不動産売却を成功させる為に作戦を立てさせていただきます。
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